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オリジン研究所を創業して10年を経過致しました。創業当時は、今ほど『散骨』が一般化していませんでした。故人となられた方が散骨を希望していたとしても、親族の誰かが今までの古い因習や常識に囚われて、反対を受けるケースも多々ありました。また、葬儀の形式も、この10年で激変したと感じております。今では一般化した感のある『家族葬』(ある葬儀社が命名致しました。)も、まだ実施数はそれ程おおくはありませんでした。大勢の参列者を敢えて呼ばず、親族のみで行う『直葬』という言葉が聞かれだしたのもこの頃でした。現在、この『家族葬』『直葬』が全葬儀の約70%以上を占めています。
2005年当時は、戦後のベビーブーム世代である『団塊の世代』約800万人が、一斉に定年を迎え出した頃でもあります。戦後の激動の時代を支えて来たあらゆるシステムや価値観が変化して、最早対応できないということが誰も目にも明らかとなった時代です。100年は持つと豪語した『年金制度』は破綻状態にあり、弥縫策で何とか凌いでいるのが現状です。国民総医療費は高騰を続けて、40兆円に迫る状況です。現在では、65歳を超える人口も3341万人(2015年8月20日公表)を超過し、老化現象であるにも関わらず、病気と思いこみ(病気と思いこまされ)、病院に駆け込むひとだらけです。それらの大多数の人々が健康で溌剌と幸せに暮らしているのであれば、誠に素晴らしいことですが、現実はそうではありません。さらには最近になり、今の時代の断面を表していると思われる言葉として『無縁社会』『孤独死』果ては『下流老人』『老後破産』などが登場してきました。大多数の人々がこれらの言葉に納得し、恐怖を覚え、一歩間違えれば明日は我が身と感じる時代といえます。
さらには、介護や医療の現場で日々行われている現実をもし深く知り、それらが間違い無く自分の将来の姿だとイメージする力があれば、拷問ともいえるこれらの『延命治療』『終末期医療』を誰でもが拒絶すると思います。日常の生活では、そんなことを考えたくなくて情報も集めていないか、どこか他人事として捉えているものと思います。口から食べ物を食べることが出来なくなると、手術をして胃から直接流し込む。自分では吐き出せなくなった痰を描き出す。点滴を打ちながら、栄養を流し込む。その『生命』はもう食べ物を欲していないのに、このような方法で無理に延命させている。遠のいてゆく微かな意識の中で、余りの苦しさに耐えかねてそれらの管を外そうとする寝たきりの人。そうさせまいと手を縛る治療行為の一環(?)としての行為。そして、携わる医療関係者や親族は、『患者を最後まで面倒を見なかった…!』との批判を避けたいこともあり、今正に死に逝く人の感情を考えようともしていない状況もあります。
少し乱暴な表現になりましたが、日々行われている現実は、これらよりもさらに悲惨なものではないでしょうか。
オリジン研究所では創業時から、お客様のご要望をお悩みを心からお聞きしてまいりました。そして、人生の締めくくり方の選択肢としての海洋自然葬(散骨)やご遺骨でお作りをするエバーメモリアルを、最高の付加価値を最適価格で、心からご提案しているのです。