8月も終わり、2016年もあと4カ月。本当に時間の経過の速さに驚いています。

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8月31日、変則のコースを辿りながら岩手県に上陸した台風10号は、東北地方や北海道に甚大な被害をもたらしました。さらには、日本海に抜けて熱帯低気圧になった後も、北朝鮮で豪雨を降らせて豆満江を決壊させました。

台風一過の関東地方では昼間は30度を超えるものの、ふと空を見上げれば秋の『巻雲』が出ています。

8月19日には、久方ぶりに銚子沖での海洋自然葬(散骨)を行いました。前日までの予想では穏やかな海とのことでしたが、実施のために港近くまで行ったところで『出航できないかも・・・!』との電話が。お客様も既に港に向かっている状況でしたので、『何とか出航して、港近くでも良いから実施したい!』とお願いをして、船長から了解の返事をいただきました。

港に着いて実施の準備を終えてから、お客様にも状況をお伝えいたしました。本来は、実施海域に到着をしてから行う黙祷なども全て出航前に行いました。改めて港内を見渡すと少しは風はあるものの静かで、船長の心配のし過ぎではないのかと思いましたが、港を出たところでびっくり。沖には白い波頭が幾つも見え、風も強風となりました。

甲板を移動するのもやっとの状況で、大きな波を被りながら港を出たところで海洋自然葬(散骨)を執り行いました。お客様からは『散骨を実施できて、本当に良かったです。』との言葉が心に深く届きました。

お客様をお見送りをして、ふと見上げると赤とんぼが舞っているのが印象的でした。

 

限りあるときを輝いて! オリジン研究所

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