皆様、あけましておめでとうございます。

激動とカオス(混沌)を予感させる、2020年が始まりました。

日本から最も近い楽園、サイパンの風景。

本年も、海洋自然葬(散骨)やご遺骨でお作りするエバーメモリアルを、只管(ひたすら)にご提案したいと思います。

新年早々に、アメリカのトランプ大統領の判断により、イランの司令官を暗殺しました。このニュースが世界を駆け巡り、第3次世界大戦という言葉も飛び交うような、一触即発の状況に至っています。これを、イランからの視点で眺めれば、テロ行為としか捉えようのないアメリカの愚挙といえます。 しかし、日本国内では、正月気分の意味もないくだらないテレビ番組のオンパレードの状態。心底、暗澹たる気分に陥っているところです。その中東へ1月11日及び2月上旬に、自衛隊を調査という名目で派遣するという決定を、国会の承認もなく閣議決定したのが現政権です。これは、明らかな憲法違反であり、世界の常識に照らせば、明確に米軍と一体化した諜報活動と見做されます。世界全体の動きと日本のこれらの現状を俯瞰している人が、果たして日本にどれだけいるのかと叫びたくなる心境ですね。

このブログには、政治的なテーマを持ち込まないのがコンセプトです。しかし、現在に至るまで、長く日本の学校や職場では、政治や宗教・経済の仕組み等の話は、持ち込まない、触れない、スルーする、タブー視することが習わしとなっています。結果として、政治には無関心で無知な人々が溢れており、約50%もの人々が意味もわからずに選挙を棄権し、僅か全体の20%の得票数で現在の自公政権が維持されているのが現状です。そして、マスコミの幹部等は、安倍首相と頻繁に会食することも恥とも思わない惨状を呈しています。結果として、テレビなどから流れ出るニュースは、バイアスがかかり政権に不利となる情報は流されず、真実の報道が為されない状況です。そして今に至り、幼い頃からの教育が功を奏して、人前では意見を述べることもなく自己主張しないあるいは自己主張が出来ない人だらけとなっています。さらには、マスコミなどから流れ出る情報を批判的に受け入れて正しく判断する能力である『メディアリテラシー』が全く育たず、人々は組織や団体・近隣から疎外されることを極度に恐れ、周りからの同調圧力に簡単に屈してしまう日本的な風土の根源となっていると思います。

この見えない壁を突破するには、ひとりひとりが自覚して【覚醒】をすることしか方法はありません。

確かに、このブログは、海洋自然葬(散骨)やご遺骨でお作りをするエバーメモリアルをお薦めするものです。しかし、2020年の今年は特に、これらの日本的な同調圧力に屈することなく、周りの常識という訳の分からないものに流されることもなく、自分を深く見つめながら、おひとりおひとりの二度と繰り返すことの出来ないこの人生における【覚醒】の一助になれることを強く願っています。

さらに、真摯にこのブログを書き続けたいと思います。

限りあるときを輝いて! オリジン研究所