2015年11月29日(日)、富士山が一望出来る江の島沖での海洋自然葬(散骨)を実施いたしました。午後2時に片瀬江の島の埠頭から、豪華なクルーザーに私とスタッフを入れて総勢12名が乗船して出航。当日は、快晴と行かないまでも風もなく穏やかな天候に恵まれ、雪を頂いた富士山もはっきりと見ることが出来て安堵しいたしました。

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今回は、約9年前にお亡くなりになられたご主人の海洋自然葬(散骨)のご依頼です。『海洋自然葬(散骨)で行きたい!』というご主人の願いを充分に納得しながらも、別れがたく思われて、最終決断をするまでに9年が必要だったということになります。奥様にそのように思われるご主人との仲睦しい時間が想像されて、感動的でもあり心底羨ましくも感じました。

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約20分の航行で予定ポイントに到着し、心を込めた進行を行いました。茎を取り除いた花と水溶紙にお入れしたご遺骨を一緒に海に、ご主人のお好きだった音楽を流しながら、おひとりおひとり時間をかけて海にお還しいたしました。黙祷を捧げ、大きく一周して海洋自然葬(散骨)は終了です。

ご依頼者のホッとされた笑顔が印象的で、最後に『本当に有り難うございました!』の言葉にぐっと込み上げてくるものがありました。

お穏やかな天候で時間もあるので、目の前の江の島まで散歩。埠頭から、向かい側の橋をぶらぶらと歩くこと約20分で、江の島に到着。夕闇が迫る中でしたが観光客で大変な賑わいでした。考えてみれば、何度も間近で眺めることはありましたが訪れるのは初めてのこと。改めて、分かっているつもりで、分かっていないことだらけという当たり前の真理に想いも至りました。今日も、一歩を踏み出さなければ、江の島を訪れることは無かったことになりますから。自分にとっての小さな小さな冒険となりました。江の島沖での海洋自然葬(散骨)が無事に終了した安堵感もあり、心穏やかな散歩となりました。

 

今回の江の島沖での海洋自然葬(散骨)は片瀬江の島からの出航で行いましたが、駅周辺の雰囲気等も良くてこの場所が大変気に入りました。次回からの江の島沖での海洋自然葬(散骨)は、『片瀬江の島からの出航で・・・!』とリクエストをしたいと思っています。

 

限りあるときを輝いて! オリジン研究所

 

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