暦の上では、立秋が過ぎて残暑の時期とはいうものの、連日35℃に迫る気温が続いている。ただし、空の上では確実に入道雲から秋の象徴である巻雲などへのシフトが始まっている。季節は確実に動いて、時間がよどみなく移行している。

アメリカ合衆国・ニューヨーク北東部での海洋自然葬(散骨)実施日の10月12日が近づいてきた。ニューヨークで現地アテンドや通訳をして下さる方との詳細な確認も、昨日完了し、お客様との定時連絡も完了。あとは実施日である10月12日のニューヨークの快晴を願うのみとなる。99%の準備が整ったので、漸く安堵の気持ちである。

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オリジン研究所の設立10周年を迎えている今、過去の経過を振り返ってみれば実に感慨深い。当初は不可能と思っていた、オーストラリアの世界自然遺産であるグレートバリアリーフでの海洋自然葬(散骨)を手始めとして、パラオ共和国、モルディブ共和国、ハワイ、カナダのバンクーバー、スペインのバルセロナ、等々の海洋自然葬(散骨)の実施体制を構築してきた。そして、そのノウハウの延長線上にニューヨークの海洋自然葬(散骨)の実施があることを思えば、我ながら何か不思議な感じがする。

そこで、日本国内では、『設立10周年特別謝恩企画』を実施しているが、何とかこの機会に、海外での海洋自然葬(散骨)での催行を検討したいと考えているところである。現地の体制上、実施可能と思われるハワイ(ハワイ島を除く)とパラオで、早ければ8月31日までの段階で、新しくなったこのスマホ対応のホームページに、実施内容の詳細をアップしたいと思う。

パラオ海洋自然葬ポスター

特に、戦後70周年の迎えるなかで、日本と深い関係のあるパラオでの海洋自然葬(散骨)での特別企画を優先的に実施したい。パラオで生まれ、パラオに育ち、パラオを故郷と思う人々も、全員が80歳を超えようとしている。パラオの海を今一度眺めたいと思いながらも、その願いが叶わない人も多くいると思われる。そして、未だに多くのご遺骨が残された状態も続いている。

オリジン研究所としては、そんな人たちの願いを少しでも叶えたいとの願いから、廉価でサービスを提供出来ることを願っている。そのためには、現地スタッフの理解や協力、信頼関係をベースとした関連団体などとの連携が不可欠となるので、充分な打合せを行いたいと思っている。

思い立ったら吉日。今日からその準備を始めようと思う。

今のところ、パラオでの海洋自然葬(散骨)の特別プランの実施期間はは、2015年11月から2016年6月を考えたい。

 

限りあるときを輝いて! オリジン研究所